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【弁護士が解説】発信者情報開示請求が届いても拒否できる?

発信者情報開示請求とは、インターネット上で誹謗中傷などの書き込みによって、侵害された権利に対して、発信者の情報を開示してもらう手続きのことをいいます。

今回は、もし発信者情報開示請求が届いた場合、請求を拒否できるのかについて確認していきたいと思います。

発信者情報開示請求とは

発信者情報開示請求とは、インターネット上で誹謗中傷などの書き込みによって、その権利を侵害されたと主張する人が、プロバイダに対して発信者の氏名や住所、電話番号などの情報を開示するよう求める手続きのことをいいます。

なぜ発信者情報開示請求をするかというと、権利を侵害されたと主張する人が、損害賠償請求などの責任を追及するために、まずは発信者を特定する必要があるからです。

そのため、発信者情報開示請求を受けたということは、この後、損害賠償請求をされる可能性があるということになります。

発信者情報開示請求が届いても拒否できるのか

プロバイダから発信者情報開示請求が届いた場合、相手の権利を侵害していないと考える場合、発信者情報開示を拒否する主張ができます。

発信者情報開示を拒否する場合、プロバイダからの通知に対して、「発信者情報開示に同意しない」ことを選択して送付します。

その際、開示を拒否する理由を記載する必要がありますので、ここで法的な根拠や証拠を示しておく必要があります。

このようにして、発信者情報開示請求は拒否することができますが、権利を侵害されたと主張する相手がなお権利の侵害を主張する場合、裁判所の命令で個人情報が開示される可能性もあるので注意が必要です。

まとめ

今回は発信者情報開示請求が届いた場合、請求を拒否できるのかを確認しました。

プロバイダから発信者情報開示請求がきた際には、拒否できる場合がありますが、相手の権利を侵害していないのか、慎重に検討していく必要があります。

プロバイダからの回答にも期限がありますので、発信者情報開示請求がきた際にはすぐに弁護士へ相談することを検討してみてください。

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田中 涼Ryo Tanaka

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どうぞ、よろしくお願いいたします。

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  • 大阪弁護士会(登録番号 45477)
著書
  • 「弁護士の顔が見える 中小企業法律相談ガイド」
    大阪弁護士会協同組合企画編集
経歴
  • 昭和56年 出生(大阪府箕面市)
  • 平成12年3月 桃山学院高校卒業
  • 平成14年9月ポートランド州立大学に留学
  • 平成17年3月 早稲田大学人間科学部卒業
  • 平成20年3月 大宮法科大学院修了
  • 平成22年9月 司法試験合格
  • 平成22年11月 司法修習生(64期)
  • 平成23年12月 弁護士登録(大阪弁護士会)、坂東・田中法律事務所に就職
  • 平成25年9月 アパレルメーカーに転職(兵庫県弁護士会)
  • 平成27年1月 当事務所に復職

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