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自転車と車の事故|状況別の過失割合や注意点など

自転車と車・バイクの交通事故では、当事者それぞれの責任の重さを数値化した過失割合が、最終的な賠償金額に大きく影響します。

今回は、自転車と車の事故について、状況別の過失割合や注意点などを解説いたします。

自転車と車の事故|状況別の過失割合

具体的な場面をいくつか想定し、それぞれの過失割合を見ていきましょう。

直進自転車と右折車の事故

交差点で特に多いのが、直進する自転車と右折車の衝突です。

直進優先の原則があるため、双方青信号であれば車側の責任が大きく、基本的には自転車20%、車80%に近い割合で判断されるケースが多いでしょう。

ただし自転車が黄色信号で進入した場合などは事情が異なり、自転車側の過失が増えることもあります。

同方向から進入した右折事故

同じ方向から進入した場合でも、右折車は後方確認義務が重く見られるため、車側の過失が大きく評価されがちです。

基本的には、自転車15%、車85%となります。

ただし、自転車が黄色信号で進入した場合などは、自転車側の過失が増える可能性があります。

左折巻き込み事故

自転車事故の典型例が左折巻き込みです。

道路左側を直進する自転車を左折車が巻き込んだ場合、車側に重い注意義務があるとされ、車の過失が大きく評価される傾向にあります。

具体的には、自転車10%、車90%が基本になります。

ただし、自転車が車両の左側を無理にすり抜けた場合などには、過失割合が修正される可能性があります。

自転車と車の事故に関する注意点

自転車と車の事故に関して、以下の点に注意してください。

 

  • 信号遵守が過失割合に影響する
  • 証拠の有無が結果を左右する

 

それぞれ確認していきましょう。

信号遵守が過失割合に影響する

自転車と車の事故に関する注意点は、信号遵守が過失割合に影響する点です。

青信号であれば自転車の過失は小さく評価されやすい一方、黄色信号や赤信号で進入していた場合は割合が大きく変わります。

証拠の有無が結果を左右する

事故当事者の記憶だけでは食い違いが生じやすく、ドライブレコーダー等の客観的な証拠の有無が交渉の方向性を左右します。

相手の連絡先や車両情報を確認したり、目撃者がいれば連絡先を聞いたりと、事故直後の対応も重要です。

まとめ

過失割合は一律ではなく、事故状況や証拠、交差点の形状などによって細かく修正されます。

そのため、保険会社の提示内容が本当に妥当なのか判断に迷うケースも少なくありません。

もし示談交渉に不安がある場合や、提示された過失割合に納得できない場合は、早い段階で交通事故に詳しい弁護士へ相談することが重要です。

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田中 涼Ryo Tanaka

私は大阪市を中心にインターネット被害、交通事故、不動産、債務整理、労働問題、離婚などの幅広い法律問題を承っています。

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お困りの際は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

所属団体
  • 大阪弁護士会(登録番号 45477)
著書
  • 「弁護士の顔が見える 中小企業法律相談ガイド」
    大阪弁護士会協同組合企画編集
経歴
  • 昭和56年 出生(大阪府箕面市)
  • 平成12年3月 桃山学院高校卒業
  • 平成14年9月ポートランド州立大学に留学
  • 平成17年3月 早稲田大学人間科学部卒業
  • 平成20年3月 大宮法科大学院修了
  • 平成22年9月 司法試験合格
  • 平成22年11月 司法修習生(64期)
  • 平成23年12月 弁護士登録(大阪弁護士会)、坂東・田中法律事務所に就職
  • 平成25年9月 アパレルメーカーに転職(兵庫県弁護士会)
  • 平成27年1月 当事務所に復職

事務所概要

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