SNS詐欺|具体的な事例、被害に遭った際の対処法など
近年ではSNSの発達に伴い、SNS上での詐欺の被害に遭ってしまう方が非常に多くなってきています。
当記事では、SNS詐欺の具体的な事例や、被害に遭った際の対処法について詳しく解説をしていきます。
SNS詐欺の典型事例
SNS詐欺ではさまざまなパターンの詐欺手法があります。
フィッシング詐欺
まずはフィッシング詐欺です。
具体的には、偽物のサイトに誘導し、そこでクレジットカードの番号や銀行口座の番号を入力させることで、その情報を悪用する詐欺の手法です。
偽物のサイトなのでURLを見れば分かるのではないかいうとそうではなく、本物と区別がつかないように短縮した形のURLを利用するなど巧妙なものが多くなっています。
チケット詐欺
次にチケット詐欺です。
具体的には、SNSでライブチケットを譲るという形で購入者を募り、お金を払わせるが実際にチケットは送らない等といった手法の詐欺です。
近年では、チケット詐欺の対策として有名アーティストは、本人にしかチケット利用を認めていないといった対策をしていることもあります。
しかし、このような対策を講じていないアーティストのチケット等については、十分な注意が必要となります。
出会い系詐欺
出会い系詐欺はSNS詐欺の中でもっとも手口の多い手段の詐欺となっています。
具体的には、一見するとかなり魅力的な写真や経歴などがプロフィールに設定されているアカウントからメッセージがきて、その後何らかの方法によって金銭を騙取されてしまうといった事例が後を断ちません。
また、出会い系アプリやSNSなどから別のサイトに誘導をすることで、当該サイトでポイントを購入させるといったような悪質な手法もあります。
そのほかには、仮想通貨やバイナリーオプション、FXなどの投資を誘って、お金を騙し取るという手法も急増しています。
副業詐欺
最近では若者が副業としてやっていたことが犯罪に発展した、もしくは犯罪行為そのものだったというニュースが増えています。
副業詐欺が、このような詐欺手法の一つとなっています。
具体的には、副業セミナーや情報商材の販売を行い、お金を払ったがサポートを受けられなかったり、セミナーや情報商材通りに行動したにもかかわらず、稼げなかった等というような手法が横行しています。
また、契約の際に免許証やマイナンバーカードなどの個人情報が記載された書類の写真の送信をするように指示し、さらに犯罪行為に加担させるといった手口も急増しています。
SNS詐欺の被害に遭った際の対処法
まずクレジットカードなどの情報を入力してしまった場合には、カード会社に連絡してカードの利用を停止してもらうことで二次被害を防ぐことができます。
また、情報商材の購入や投資詐欺などでお金を振り込んでしまった場合には、振込の履歴や相手とのやり取りの証拠をしっかりと保存し、金融機関と警察に相談するようにしましょう。
金融機関は上記のような相談を受けるとすぐに、振込先の口座を凍結した上で、口座名義人の権利を消滅させてから、被害者に対して被害額の分配を行なう等の対処をします。
SNS詐欺は中野・田中法律事務所にお任せください
SNS詐欺の被害に遭ってしまった場合は、警察に被害届を出したり、金融機関に連絡を行ったりする必要があります。
相手に対し刑事責任を負わせるほか、民事責任として慰謝料を請求するような場合には弁護士に相談をすると良いでしょう。
また、弁護士に相談をした時点で被害届を出していない場合には、弁護士が時系列を整理して被害届の提出をサポートしてくれます。
中野・田中法律事務所では、SNS詐欺をはじめとした、消費者トラブルや情報商材などの詐欺被害についても専門的に取り扱っておりますので、現在お困りの場合は一度ご相談にお越しください。
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資格者紹介
Staff
田中 涼Ryo Tanaka
私は大阪市を中心にインターネット被害、交通事故、不動産、債務整理、労働問題、離婚などの幅広い法律問題を承っています。
また、得意な英語を活かし海外に関する業務や外国人の方のサポートも行っております。
お困りの際は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
- 所属団体
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- 大阪弁護士会(登録番号 45477)
- 著書
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- 「弁護士の顔が見える 中小企業法律相談ガイド」
大阪弁護士会協同組合企画編集
- 「弁護士の顔が見える 中小企業法律相談ガイド」
- 経歴
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- 昭和56年 出生(大阪府箕面市)
- 平成12年3月 桃山学院高校卒業
- 平成14年9月ポートランド州立大学に留学
- 平成17年3月 早稲田大学人間科学部卒業
- 平成20年3月 大宮法科大学院修了
- 平成22年9月 司法試験合格
- 平成22年11月 司法修習生(64期)
- 平成23年12月 弁護士登録(大阪弁護士会)、坂東・田中法律事務所に就職
- 平成25年9月 アパレルメーカーに転職(兵庫県弁護士会)
- 平成27年1月 当事務所に復職
事務所概要
Office Overview
名称 | 中野・田中法律事務所 |
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代表者 | 田中 涼(たなか りょう) |
所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-3-18 MF西天満ビル8階 |
連絡先 | TEL:06-6365-7100 / FAX:06-6365-6452 |
対応時間 | 平日 9:00 ~ 21:00(事前予約で時間外も対応可能です) |
定休日 | 土・日・祝日(事前予約で休日も対応可能です) |