「ホスラブに源氏名と一緒に事実と異なる噂を書かれました。削除フォームへ何を書けば消してもらえますか?」
先日、このような趣旨のご相談をいただきました。
結論からいうと、スレッドURLとレス番号、投稿画面を保存したうえで、対象レスと削除理由を絞って公式フォームから依頼します。
ただし、削除理由が後から第三者に見られる可能性があるため、説明のために住所や勤務先などの個人情報を再掲しないでください。投稿者の特定も望む場合は、削除前の証拠確保が特に重要です。
このページでは、自分で削除依頼する手順、削除理由の整理、消えない場合の対応、投稿者を特定したい場合の順序を説明します。
ホスラブへ削除依頼する前に保存するもの
削除されると被害は小さくなりますが、投稿内容や前後の流れを後から示しにくくなります。フォームを送る前に、次の情報を保存してください。
- スレッド全体のURL
- URLに含まれる14桁のスレッド番号
- 削除したい書き込みのレス番号
- 書き込み本文、投稿日時、前後のレスが分かる画面
- 店舗名、源氏名、写真など、自分のことだと分かる情報
- 予約取消し、問い合わせ、勤務への影響などの記録
スクリーンショットは書き込み部分だけに切らず、ページ名、URL、日時が分かる形で残します。複数のレスが問題なら、番号ごとに「何が書かれ、何が事実と違うのか」を整理してください。
自分でホスラブの削除フォームを使う手順
削除したい地域版のフォームを開く
ホスラブは地域別に掲示板と削除依頼フォームが分かれています。問題の投稿がある地域版から削除依頼へ進みます。別の地域版へ送らないよう、投稿ページとフォームの地域を確認してください。
14桁のスレッド番号を入力する
公式フォームでは、スレッドを示すURL内の14桁の数字を入力します。ページのタイトルではなく、アドレス欄に表示された数字をコピーしてください。
対象のレス番号を指定する
削除を求める書き込みのレス番号を半角数字で入力します。複数ある場合は、公式フォームの案内に従って半角カンマで区切ります。スレッド全体の削除を希望する場合でも、少なくとも対象となるレス番号の指定が求められています。
削除理由は500文字以内で、権利侵害を具体的に書く
「不快だから」「営業妨害だから」だけでは、どの書き込みの何が問題なのか伝わりません。事実と異なる犯罪行為を書かれた、住所を推測できる情報が公開された、本人の写真が無断掲載されたなど、対象レスと理由を対応させます。
削除依頼内容は履歴で公開されるため、理由欄に本名、住所、電話番号、勤務シフトなどを書き足さないでください。被害内容を説明するために、掲示板上にない個人情報まで再掲する必要はありません。
削除されやすい言い方より、削除すべき根拠を整理する
削除の判断では、感情の強さではなく、利用規約や権利侵害との関係が重要になります。例えば、次のように整理します。
- 何番のレスを削除してほしいか
- 書かれた内容のうち、どの部分が事実と異なるか
- 名誉、プライバシー、肖像、営業上の信用など、何が侵害されているか
- 投稿だけでは分からない事実を、削除理由欄へ新たに書かないこと
店舗への不満や接客への評価など、意見・感想として扱われる内容は、本人にとって厳しい表現でも削除されないことがあります。一方、具体的な犯罪、不正、病歴、住所などの記載は、投稿全体と根拠を確認して対応を検討します。
自分で依頼しても消えない場合の対応
削除されなかった場合は、同じ文章を何度も送る前に、番号の誤り、対象レスの指定、削除理由を見直します。それでも対応されないときは、権利侵害を法的に整理した削除請求や、裁判所へ削除の仮処分を申し立てる方法を検討します。
サイト上から削除されても、検索結果や転載先に表示が残る場合があります。元の投稿、検索結果、転載先はそれぞれ別の掲載先として確認します。一般的な削除手続との違いは、ネット記事・投稿を削除するための準備も参考にしてください。
投稿者を特定したい場合は、削除前に目的を決める
書き込みを消すことと、誰が書いたかを特定することは別の手続です。削除だけで被害が止まりそうか、繰り返し投稿されているか、損害賠償や再発防止まで求めたいかで判断します。
投稿者の特定には、ホスラブ側や接続プロバイダが持つ情報をたどる発信者情報開示請求を検討します。情報が残る期間は一律ではないため、特定も希望する場合は、削除依頼を出す前に投稿URL、レス番号、画面を持って相談してください。
開示を検討できる投稿と難しい投稿は、発信者情報開示請求で投稿者を特定するための条件で説明しています。
弁護士費用は、削除するレス数と手続で変わる
ホスラブ削除の費用は、対象レスの数、スレッド数、任意の削除請求か裁判手続か、投稿者特定も依頼するかによって変わります。検索上の相場を自分の案件へそのまま当てはめることはできません。
相談時には、削除だけの費用か、仮処分へ移る場合の追加費用、投稿者特定や損害賠償は別契約か、実費を含むかを確認してください。複数の書き込みがある場合は、優先して消したいレスを分けると見積りの対象が明確になります。
危害や待ち伏せにつながる書き込みは警察相談も検討する
「会いに行く」「家を知っている」などの危害を予告する投稿、住所や勤務シフトの公開、現実の待ち伏せにつながる被害は、削除だけで終わらせず警察への相談も検討してください。危険が迫っているときは110番、緊急ではない相談は警察相談専用電話「#9110」が入口になります。
相談時に持っていくもの
スレッドURL、レス番号、スクリーンショット、最初に見つけた日、同じ人物と思われる過去の投稿、削除依頼を送った内容と日時をお持ちください。削除、投稿者特定、損害賠償、警察相談のうち、今どれを優先したいかも伝えてください。
全部の書き込みを同じように扱うのではなく、個人情報が出ているもの、現在も拡散しているもの、仕事や安全への影響が大きいものから対応を整理します。
まとめ
まず、スレッドURL、レス番号、投稿画面、確認日時を保存してください。
削除フォームでは、対象レスと削除理由を具体的に示し、被害を受けた個人情報を依頼文へ書き直さないようにします。
削除されない場合や投稿者の特定も望む場合は、同じ依頼を繰り返す前に次の手続を確認してください。優先して止めたい被害から、一緒に整理しましょう。
